どこか 違う世界を平行して生きる
身体は現実世界を
精神は平行世界を
右目は現実を
左目は真実を
心はどちらにも 落ち着かない 落ち着けない
この手の中に握っているのは未来と過去
この口から紡がれる言葉は嘘と本当
この耳から聞こえるのは事実と真実
この瞳にみえるのは陽光と灯火
眠ろう・・・深く深く
何も追ってこないその国へ・・・
今日やっと図書館で借りてた「家守綺譚-いえもりきたん-」(梨木香歩著)を読み切りました。(で、返してきたんですが)
面白かったです!!梨木さん特有(?)の浮遊感と不思議感のあるお話。
自然の中に溶け込み、鬼や河童なんかが普通に生活の一環にある環境とそれらを自然に受け入れている登場人物達。
昔の日本って感じがしますね。(人の中にそれらの生き物たちが自然に生きてるのが)
優しい雰囲気の中に考えさせられるモノを含んだ文章。
機会があったら読んでみてください。